ごあいさつ
1998年6月、六本木に美容皮膚科医院を開設しました。
美容皮膚科とは、肌をすこやかに美しく保つことを目的とした皮膚科学です。
それまで、山梨大学皮膚科医局に11年在籍し、2年間のトロント大学(カナダ)での皮膚病理学教室の留学を経験し、皮膚を形態学的に診ることを学びました。
また、山梨大学歴代教授の堀嘉昭先生、玉置邦彦先生、島田眞路先生には、「皮膚は内臓を映し出す鏡である」という言葉にあるように皮膚科学の奥行きの深さを教えていただきました。
美容皮膚科医院を開業しようと思ったのは、ひとり一人の患者さまとじっくりと向かい合ったうえで肌を診察したいとの思いからです。
レーザー脱毛治療を日本で初めて施術した医師のひとりとして、皮膚科学に基づいた美容医療を実践し、ケミカルピーリングや各種レーザー治療(アレキサンドライト、ダイオード、ルビー、Qスイッチヤグなど)、ヒアルロン酸やボトックスの注入、小腫瘍(ホクロや粉瘤など)切除、スキンケア指導、メイク指導、皮膚ガンのスクリーニングなど、皮膚科医の目線から治療をおこなっています。
30年の皮膚科医としての経験を生かし、ダーモスコピーを用いた肌内部の診察、皮膚病理検査、および、治療のすべてを一人の医師が責任を持っておこなうことをモットーとしております。
美容系クリニックの乱立する昨今、ほとんど専門的な経験のないニワカ皮膚科医によるトラブルが相次ぎ、消費者の相談や苦情は急増しています。
たとえば、毛穴を縮小するレーザー治療は、毛穴が綺麗に保たれていてはじめて効果を発揮します。角栓の詰まっている毛穴にいくらレーザーを当てても毛穴が小さくなることはありません。それどころか、やけどを起こす危険すら孕んでいます。大事なのは、患者さまの肌が美容治療に適するかどうかの判断なのです。
他院での治療で思うような結果がでなかったり、普段実践しているスキンケアが正しいのかどうかわからないなど、肌についてのどんなご相談にも応じております。
皆様の美肌作りのお手伝いができるのであれば、こんな幸せな事はありません。
赤須 玲子
院長 赤須 玲子 Reiko Akasu
●医学博士
●日本皮膚科学会専門医
●美容皮膚科学会会員
●アメリカ皮膚病理認定医
●シーボン化粧品顧問皮膚科医
●Pias Group リヴォーン顧問
- 1984
- 東海大学医学部卒業
- 1984
- 山梨大学医学部皮膚科学教室入局
- 1985~1996
- 山梨大学医学部皮膚科学教室助手
- 1989~1991
- カナダ トロント大学病理学教室留学
- 1996
- 山梨大学非常勤講師
- 1996
- BML皮膚病理診断医
- シーボン化粧品 顧問
- Tokyo British Clinic 勤務
- 1997
- 表参道皮膚科 副院長
- 1998
- 赤須医院開設(港区六本木)