年別アーカイブ: 2022年
「【更年期世代、赤いシミには要注意】早期がんの可能性も?!シミと病気の見分け方を専門医が解説」
更年期世代の顔にできる「赤いシミ」の中には早期癌が隠れている可能性があります。その見分け方を解説しました。
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第9回目。病変の一生(時間的推移)というテーマで、各疾患は初期,最盛期,晩期という時間的な推移を示し,それを構成する個々の皮疹も経過とともに変化する。人間が新生児から老人まで時とともに変わっていくように,病変も経過によって大きく変化するので、病理医は病変の時間的推移の全行程を頭に入れておかなければならないと書かれています。
「【更年期の肌対策】『肌質への誤解』が肌老化を進めている?!皮膚科専門医が薦める正しいケア方法」
肌質への誤解が肌老化を進めています。更年期の正しいスキンケア方法を解説しました。
「金原出版:皮膚科の臨床(2022年11月増大号)皮膚科領域における細菌・抗酸菌感染症の最新トピックス」
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第8回目。皮膚科医は皮膚病理学に重きを置いたうえで,一般病理学の基礎も修める必要がある。それは皮膚科学が他の臓器にも病変をきたす全身疾患を取り扱うだからである。ただし、両者を完璧に履修しようと思うとどちらも中途半端に終わってしまうので、あくまでも皮膚病理に重点をおくべきであると書かれています。
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第7回目。皮膚科医は皮膚病理組織学を理解することによってはじめて,どうしてそのような臨床所見を呈するのかを理解することができる。皮膚科学の熟達には皮膚病理組織学の知識が欠かせないことが書かれています。
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第6回目。皮膚病理組織学の修得には臨床皮膚科学の知識は不可欠です。皮膚科医は臨床所見から病理組織像を想像することで臨床の認識能力を養うことができると書かれています。
「まつげ・顔のうぶ毛・眉毛の正しい扱い方を知ろう!『顔のうぶ毛』編」
「毛を制するものが、顔印象を制す!」という内容で顔のうぶ毛の剃り方を解説しました。
「金原出版:皮膚科の臨床(2022年08月号)蕁麻疹・痒疹」
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第5回目。言葉を正確に使うことができなければ(病理用語が正しく定義されていなければ)、思考の正確さは得られない(病理学者同志の言葉に混乱が生じて意思伝達がうまくいかなくなる)。
「金原出版:皮膚科の臨床(2022年07月号)角化症・炎症性角化症」
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第4回目。組織を読む時の心得:「Open Mind, Accurate Observation, Profound Knowledge, Critical Thinking,Reasonable Interpretation」について解説されています。
「金原出版:皮膚科の臨床(2022年06月号)薬疹・薬物障害」
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第3回目。病理診断の誤診を防ぐためには、皮膚の発生学,正常組織,部位別特徴について正確な知識を身につける必要があり、特に付属器腫瘍・過誤腫の診断・鑑別において毛包・脂腺・アポクリン腺が発生学的に同一原基であるという知識は重要である。
「金原出版:皮膚科の臨床(2022年05月号)ウイルス感染症」
Ackermanの著書『A Philosophy of Practice of Surgical Pathology:Dermatopathology as Model(皮膚病理学を範型とする診断病理学の実践哲学)』の内容を斎田俊明先生との対談によって進めていく第2回目。皮膚疾患を歴史的視点に則って学ぶことの重要性が記されています。
「紫外線対策」
『40代からの紫外線による肌悩み〜予防と対策〜』をテーマにシミ・シワのでき方や日焼け止めの塗り方、肌に良い食事、紫外線対策ファッションについて解説しました。
「金原出版:皮膚科の臨床(2022年04月号)悪性上皮系腫瘍」
「皮膚科の臨床」で、《Ackermanの『診断病理学の実践哲学』を読む》の連載が始まります。皮膚病理学の世界に偉業を残した故Ackerman先生の最後の著書には、医の倫理から皮膚病理診断の具体的知識までが魅惑的な文体で綴られています。
斎田俊明先生と私の対談形式で、読み進めていきます。
第1回は、“診断病理学が目指すところはすべて、患者の診察である” という内容です。